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ソーラーパネルの設置を検討した場合、複数社の見積もりをとることは今や常識ですよね。
しかしそこで検討する候補に挙がるのは、やはり大手メーカーのソーラーパネル。
これは認知度などから言っても、致し方ないことにも思えます。
ただ、ソーラーパネルを製造・販売しているのは世間周知の大手メーカーだけではありません。
国内には大手ではなくても良質のソーラーパネルを製造・販売しているメーカーがたくさんあるのです。
今回はその中でも「強度」と「耐性」においてずば抜けた特徴をもつ「グリッド」製のソーラーパネルをご紹介します。
グリッドとはどんなメーカー?どんなことが得意なの?
今回ご紹介するグリッドという会社は「株式会社 グリッド」が正式名称で、設立は2009年10月のまだ若い企業です。
シャープやPanasonicなどと比較するとやはり知名度は高くないので、知らないという人も少なくないかもしれません。
こちらのメーカーは他の大手メーカーと異なり、色々なことを手広くやっているというわけではありません。
グリッドの事業内容は「太陽光発電システムの開発・製造・販売」で、創立当初からひたむきに太陽光発電に取り組んでいるのです。
ここがグリッドが「グリッドのソーラーパネルの強み」をもてる最大の要因とも言えるでしょう。
グリッドのソーラーパネルの特徴はココ!!
グリッドの規模では、正直、大手メーカーと同じだけの研究費などをソーラーパネルの効率性をよくすることに投じることはできないかもしれません。
ただ、だからこそ、こうした企業は「通常では忘れられがちなポイント」を強化していくことに長けていたりします。
ソーラーパネルの効率性については大手メーカーが研究するだろうということで、グリッドが目を付けたのは「強度」と「耐性」でした。
日本と言う国の「気候性」を何よりも重視した強度
日本と言う国は、住んでいるみなさんご存知の通り、四季に富んでいて各季節の特徴がはっきりしている気候性をもっています。
最近では夏の酷暑や集中豪雨、巨大台風、冬のドカ雪、著しい寒気の到来など、気候はますます厳しくなっています。
そんな日本の気候を重々考慮して生み出されたのがグリッドのソーラーパネルなのです。
耐風圧!
ソーラーパネルの国際認証基準では、耐風圧荷重は一般的なメーカーで2400Paとなっています。
これがなんとグリッドのソーラーパネルは5400Pa!倍以上の耐風圧荷重を実現しています。
ちなみに耐風圧というのは、字のごとく「風の力を受けた時の耐性」のことです。
大型の台風の際に耳にする瞬間風速40m/秒時の風圧荷重はおおよそ「正圧(押す力)100Pa、負圧(引く力)1000Pa」となっています。
そして、多くのメーカーが基準としている2400Paでの最大加圧圧力は風速で表すと風速約70mくらいになります。
ですから、グリッドが想定している5400Paというのがどれだけの風圧に耐えることができるか考えると、本当に頼もしいですよね。
グリッド製のソーラーパネルなら、ちょっとやそっとの「大型で非常に強い台風」くらいでは壊れる心配はありません。
ちなみに竜巻多発のアメリカにおいて、最大の竜巻の最大瞬間風速が90~93メートルとされているので、グリッド製はこの風速にも耐えられるのでは、ということです。
こうした耐風圧荷重を誇るグリッドのソーラーパネルは、マンションや高所の強風エリアに適したパネルと言えるのです。
もちろん台風直撃の地域や山からのおろしが吹き付けるエリアでも安心の耐風圧荷重ですよね。
※グリッド社の設計用基準風速は46m/sです。この設計基準風速での耐性実検をもとに、同社の標準架台と強化施工によって、国内全エリアでの設置が可能となっています。
耐積雪!
さて、グリッドのソーラーパネルが強風に強いということはここまでにご紹介してきましたが、風が強いということはすなわち「積雪が多い地域も多い」ことが挙げられます。
ですから、グリッドのソーラーパネルはしっかりそこにも目を向けています。
そもそもソーラーパネルというのは、太陽電池モジュールが「重み」に弱いことが雪深いエリアへの設置を妨げている要因の1つでした。
通常以上の重みがモジュールにかかると、モジュール表面にあるガラス等が欠落、その部分から電気回路的な故障を誘発するということが多かったからです。
しかしグリッドのソーラーパネルはここを強化し、垂直積雪量ではなんと2.5mもの積雪荷重に耐えられるようなモジュールを架台を開発したのです。
これで多雪エリアへのソーラーパネル設置がかなり容易になってきているのです。
グリッド社製ソーラーパネルラインナップ(一般住宅用)
- SO-KPC5-200G…多結晶・実行変換効率:14.9%・公称最大出力:200W
- SO-KPC5-200GS…多結晶・実行変換効率:14.9%%・公称最大出力:200W
※実行変換効率=(モジュール公称最大出力(W)×100)/(モジュール面積(㎡)×1,000W/㎡)で算出したものです。
グリッドのこだわりはこんな部分にも
グリッドが「より良い形」で製品を消費者に使ってもらいたいと思っている気持ちがよく表れているポイントに「配送品質の追求」と「仮固定材の工夫」があります。
配送品質の追求
大手メーカーなどでは、配送も効率化を図っていることが多いので、ほとんどのソーラーパネルは他の家電と同じように「段ボールとプラスティックのバンド」を使用した簡易包装で運搬されます。
しかし、実はこうした簡易包装では、配送中の荷崩れや衝撃などで、一見モジュールを見ただけではわからないような「マイクロクラック」という傷が生じるケースが報告されていたりします(セルに小さなヒビが生じるのです)。
グリッドはグループ会社に物流を担っている企業があるので、他者と比較するとかなりの強固梱包形態を採用して運搬をしています。
この心配りが、グリッドの誇る「タフモジュールと長期信頼性」を守っているとも言えるのです。
固定材へのこだわり
ソーラーパネルというのは、パネルを組織する太陽電池セルを封止するためのラミネート加工の工程で、セルの位置がズレないように市販のセロハンテープなどを使い、セルを仮止めします。
これは多くのメーカーがしていることで異常なことなどでは全くないのですが、市販のセロハンテープでの仮止めに耐久性は考慮されていないので、経年劣化での製品の品質が落ちるこおてゃ否めませんでした。
グリッドでは、この工程における固定方法の工夫をすることで、セロハンテープなどのようなパネル内部の不純物を使用しないで大丈夫!というパネルを製造しています。
グリッドのソーラーパネルを導入するにはどうすれば良い?
グリッドのソーラーパネルを一般用住宅に設置したい場合、もちろん直接メーカーに問い合わせてみるのが「現状」を1番よく知るための最善の方法ですが、下記に挙げる施工業者を尋ねて、実際に施行した設置例などを見せてもらっても良いかもしれませんね。
- グリッドのソーラーパネルの販売会社:アフタープラス株式会社、株式会社 ECOライフホーム、エネファースト株式会社、ヒロデン株式会社、光システム株式会社(50音順)
- グリッドのソーラーパネルの施工業者:アフタープラス株式会社、有限会社アミカブルサービス、株式会社 ECOライフホーム、エネファースト株式会社、株式会社グッドワンリフォーム、ヒロデン株式会社、日本住宅サービス株式会社、株式会社JRC、光システム株式会社、株式会社プラン、株式会社セキノ興産、株式会社タデック(50音順